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「高PER株投資の時代」の終焉は近い

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投稿日:2020年2月9日

最終更新日2020年2月9日6:07 PM

バフェット太郎です。

ETFのパイオニア「ウィズダムツリー」の投資ストラテジスト、ジェフ・ウェニガー氏によれば、過去10年間、高PER株は低PER株を大きくアウトパフォームしたとのこと。これは2000年のドットコムバブル以上の強さです。

ちなみに、高PER株として市場の牽引役となっていたのは主に「ハイテク株」と「一般消費財株」で、具体的な銘柄を挙げればアップル(AAPL)やアマゾン・ドットコム(AMZN)などのいわゆる「FANG」や「FAAMG」「GAFA」などです。

そのため、最近投資をはじめたばかりの経験の浅い未熟な投資家ほど上記に挙げたような銘柄に長期投資をすれば報われると信じているものです。しかし、株式市場の歴史を振り返れば、それは景気サイクルの中で一時的に起こる現象でしかないことがわかります。

つまり、いずれかの時点で、高PER株は低PER株にアンダーパフォームし始めるというわけです。
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事実、高PER株は「1963-1974」「1986-2000」「2011-2020」の三つの局面で低PER株をアウトパフォームしたものの、「1975-1985」「2001-2010」の二つの局面では低PER株にアンダーパフォームしています。

そのため、「今回だけは高PER株が低PER株を永続的にアウトパフォームし続ける」と考えるよりは、「いずれかの時点で低PER株が高PER株をアウトパフォームし始める」と考えた方が自然です。


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ただし、その「いずれかの時点」がいつになるのかは誰にもわかりません。過去の経験則に従えば、一方の投資スタイルが勝ち続ける期間が「9~14年」だったため、早ければ今年中、遅くとも5年以内に訪れることが予想されます。

読者の中には、その「反転」を待ってから投資スタイルをダイナミックに切り替えれば良いと考えている人もいるかもしれませんが、それは机上の空論です。

たとえば、高PER株が低PER株をアウトパフォームし続ける期間の中で、低PER株が高PER株をアウトパフォームする時期がわずかな期間ですがあります。たとえば、1992年、1997年、2016年などがそれです。

これらの時期というのは、1991年末にソ連が崩壊し、1997年はアジア通貨危機が新興国市場を襲い、2016年にはFRB(米連邦準備制度理事会)が金融引き締めに動いた年です。つまり、多くの投資家が「高PER株投資の時代は終わった」と勘違いした年です。

そのため、「反転」のタイミングを待っていた投資家はそこで投資スタイルを切り替えてしまったので、保有していれば得られたはずの利益を獲得することができなかったのです。

こうしたことから、タイミングを見計らったダイナミックな投資は机上の空論であることから、多くの個人投資家は予め定めた意思決定プロセスに従って、一貫した投資スタイルを継続した方が賢明です。

これは必ずしもバフェット太郎のような「連続増配高配当株投資」を指すわけではありません。しかし、保有株が低迷している時期に「配当」は慰めになりますから、一貫した投資スタイルを継続しやすく、長期的な資産形成との相性は良いです。

グッドラック。

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「高PER株投資の時代」の終焉は近い

Source: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

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