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【悲報】バロンズ「ダウ30,000」は売りのシグナルか

HOME→カテゴリー:投資信託 中長期

投稿日:2020年1月19日

最終更新日2020年1月19日6:06 PM

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(出典:バロンズ

バフェット太郎です。

週刊投資情報誌『バロンズ』によれば、「ダウ3万ドル達成はほぼ間違いない」とのこと。

バロンズがダウ3万を予想したのは今回が初めてというわけではなくて、3年前の2017年1月にも「ダウは(貿易戦争や本当の戦争が起こらなければ)2025年までに3万ドルに到達する」と予想していました。
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(出典:バロンズ

当時、米国株式市場はトランプ新政権によるインフラ投資の拡大と法人税の減税、金融規制の緩和への期待感から大きく上昇し、史上最高値となる2万ドルに到達したばかりでした。

通常、このような強気相場の中で出る強気見通しというのは、ほとんどの場合で「売り」のシグナルになるため、個人投資家の中には市場の過熱感やバロンズの強気見通しを嫌気して株式のポジションを解消した人は少なくありませんでした。

しかし、その後ダウは大暴騰し、先週末に2万9348.10ドルと、3万ドルまであと2.2%のところまで来てしまったので、株を手放してしまった投資家たちは大きな機会損失を被るったことになります。

そのため、今回も臆病な投資家は十分な強気相場に乗れず、機会損失を被ることになりかねません。


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そもそも、米国株の強気相場の背景には、FRB(米連邦準備制度理事会)による隠れQE4(量的緩和第4弾)があり、これによって株式市場が追い風を受けています。また、低金利が続いているということは、企業のバリュエーション(PERやPBR)が上昇しやすいことを意味しますから、現在のPER19倍は正当化されやすく、株価を押し上げる要因になります。さらに、米主要企業による自社株買いや配当といった株主還元策が投資家の資金を呼び込んでいます。

つまり、「QE4」「低金利」「株主還元」といった要因が直ちに無くなるわけではないことを考えれば、株式市場はしばらく強気相場が続く公算が大きいと言えます。

言い換えれば、これらの要因がなくなった時、強気相場が終わりを迎えると言えます。

たとえば、QE4の終了が予定されている第2四半期(4-6月)以降、相場が崩れやすいです。また、金融緩和による経済成長がインフレを加速させた場合、FRBは利上げを余儀なくされますから低金利の時代が終わ、バリュエーションが低下しやすいです。さらに、低金利を背景に借り入れをすることで自社株買いをしていた企業が株主還元に消極的になります。

そのため、ある日を境に相場がガタガタと音を立てて崩れ落ちるかもしれません。

【ダウ平均:1990-2020】
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チャートはダウの30年チャートです。

過去2回のリセッション(景気後退)を振り返ると、いずれも強気のトレンドチャネルが崩れてからリセッション入りしていることがわかります。

また、株価の上値が切り上がる一方でRSI(買われすぎか売られすぎかを示すテクニカル指標)の上値が切り下がるダイバージェンス(逆相関)が見られた直後にトレンドチャネルが崩れてリセッション入りしています。(※ダイバージェンスは強気相場の最終局面に出やすい”売り”シグナルです。)

さて、2020年1月現在、依然として強気のトレンドチャネルは崩れておらず、ダイバージェンスの兆候も見られません。そのため、ダウ平均は一段と上昇する公算が大きく、持株をすべて手放すといった極端な投資行動は、2017年に降りた人たちと同じく愚行です。

いずれにせよ、投資家は自身のリスク許容度の範囲内で、暴落に耐え得るポートフォリオをデザインし、堅実に運用し続けなければなりません。

グッドラック。

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【悲報】バロンズ「ダウ30,000」は売りのシグナルか

Source: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

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