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【悲報】原油大暴落で米シェールのホワイティング・ペトロリアムが破綻!!【シェール企業の崩壊が始まった】

HOME→カテゴリー:投資信託 中長期

投稿日:2020年4月3日

最終更新日2020年4月3日6:04 AM

バフェット太郎です。

米シェール企業のホワイティング・ペトロリアム(WLL)が経営破綻しました。

3月の原油安に伴う主要シェール企業の破綻としては初めてですが、同社を皮切りに今後、シェール企業の破綻が相次ぐことが予想されます。

【ホワイティング・ペトロリアム(WLL):日足】
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ホワイティング・ペトロリアムは中西部ノースダコタ州にあるバッケン鉱区の主要業者で、前期の石油生産量は日量約8万バレル、売上高は15億ドル(約1600億円)の中堅シェール企業です。

【ホワイティング・ペトロリアム(WLL):キャッシュフローの推移】
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ホワイティング・ペトロリアムのキャッシュフローの推移を眺めると、本業の儲けを表す営業キャッシュフローよりも投資支出が多いため、フリーキャッシュフローは万年赤字体質だったことがわかります。

同社は現金が枯渇しそうになる度に金融機関から借り入れをするなど、まさに自転車操業だったので経営破綻は驚くに値しません。

そもそも、シェールオイルの生産コストは50~70ドルと言われているので、原油価格が50ドル以上で推移していなければ持続的な経営はできません。

しかし、3月に「OPECプラス」で減産協議が決裂したことに加えてOPECの盟主サウジアラビアが大幅増産を表明したこと、さらに新型コロナウイルスの感染拡大を受けて原油需要が落ち込んだことを背景に、原油価格が20ドルを下回る場面があるなど大暴落しました。

当然、生産コストが50~70ドルのシェール企業は採算割れとなり、生産をすればするほど赤字になるので生産は停止に追い込まれます。しかし、借り入れた資金の利息は返済し続けなければなりませんし、原油価格の回復が見込めなければ新たに借り入れをすることもできませんから、結果的に資金繰りが悪化します。そのため、ホワイティング・ペトロリアムが経営破綻するのはそれほど驚くに値しないのです。

さて、今後シェール企業はホワイティング・ペトロリアムを皮切りに次々と破綻することが予想されます。これは、自転車操業をしているのは何もホワイティング・ペトロリアムだけでなく、多くのシェール企業が自転車操業だからです。

しかし、これはエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)など大手エネルギー株にとって必要な局面です。

そもそも大手エネルギー株はどこも冴えないパフォーマンスが続いていましたが、これは、2010年以降、米シェール企業の生産量が大幅に拡大したためです。

価格は需要と供給で決まりますから、需要が変わらない中で供給だけ拡大すれば、価格が下がるのは当然です。結果、原油価格は低迷し、いつまで経ってもエネルギー企業の収益は拡大しなかったのです。

しかし、今回の原油安に伴いシェール企業が相次いで破綻したらどうなるでしょうか。将来の供給量が減少するので価格は上昇に転じやすく、収益拡大の追い風になるのです。そのため、今回のシェール企業の破綻は短期的に見ればエクソン・モービルやシェブロンの株価も低迷し、もしかすると配当も減配となるかもしれません。

しかし、原油価格が再び回復すれば復配となりますし、株価の反発も期待できることを考えれば、これはエネルギー株にとって必要な局面であり、長期的に見れば絶好の投資機会だと言えるのです。

グッドラック。


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Source: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

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