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【米中通商協議】今にも息の根が止まりそうな中国にとって不利な決着となるか

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投稿日:2019年1月9日

最終更新日2019年1月9日6:05 PM

バフェット太郎です。

8日のNYダウ株式市場は前日比256.10ドル(+1.09%)高の2万3787.45ドルと上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、米中貿易摩擦が懸念される中、米中通商協議で打開策が見いだされるとの期待感が高まったためです。

米中通商協議は当初7日と8日の二日間の日程でしたが、米交渉団メンバーでエネルギー省のスティーブ・ウィンバーグ化石エネルギー担当次官補によれば、予定を延長して9日も続くことになり、協議は現時点で順調に進んでいることを明らかにしました。

米中貿易摩擦を巡っては、中国は当初、自国経済に与える影響は限定的だと考えていましたが、次第に中国経済の成長を止めかねないと悲観的に考え始めているようです。

【中国製造業PMIと上海総合指数】
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12月の中国PMI(製造業購買担当者指数)は49.7と、景気の拡大と縮小の分かれ目となる50を下回り、景気が縮小していることがわかります。

これは、トランプ政権の攻撃的通商政策が中国の輸出に打撃を与えているためで、新規受注の減少や工場の生産縮小、投資・雇用の判断先送りをもたらしています。

また、中国当局は広東省の省内製造業PMIの発表を中止するよう地元政府に要求しました。広東省は電子機器や化学製品、自動車部品の一大輸出拠点であることから、当局は経済指標の悪化を隠そうとしていることがわかります。

中国にとって製造業は依然として全経済生産の三分の一弱を占めていることから、製造業が減速すれば失業者が増加し、消費が落ち込みます。消費が落ち込めば企業業績が落ち込み、失業者がさらに増加します。失業者が増加すればさらに消費が落ち込み…と負のサイクルに入ることが予想されます。

このように、中国経済の息の根が止まりかけている中で米中通商協議が行われているということは、協議の行方は米国にとって有利に働く公算が大きいです。


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NYダウ株式市場は好調な労働市場と、FRBのパウエル議長によるハト派寄りの発言、そして米中通商協議への期待感から株高が続いています。とはいえ、50日と200日移動平均線を下回っていることから、2万4000ドル台をレジスタンス(上値抵抗線)に反落する可能性が高く、積極的に買いづらい相場です。

【上海総合指数:日足】

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上海総合指数も弱気の三角保ち合いを形成していることから下にブレイクアウトしやすいです。ただし、中国当局が金融緩和に動いていることから上にブレイクアウトする可能性もあり、先行き見通しは読みにくく、その都度注視していく必要があります。

グッドラック。


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【米中通商協議】今にも息の根が止まりそうな中国にとって不利な決着となるか

Source: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

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