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FOMC後の長期金利急騰で明暗分かれる

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投稿日:2021年3月19日

最終更新日2021年3月19日6:04 AM

バフェット太郎です。

3月16・17日の日程で開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は政策金利について「少なくとも2023年末までゼロ金利政策を維持する」とし、量的緩和については「議論すべき時期ではない」と、長期に渡って金融緩和を維持する方針を示しました。

市場参加者の多くが2023年末までに少なくとも一回の利上げと、量的緩和縮小の議論を始める可能性があると予想していましたから、今回のFOMCは市場予想と比べて「ハト派寄り」でした。

また、経済見通しについては2021年の実質GDP成長率が+6.5%と、前回(20年12月)発表の+4.2%と比べて大幅に上方修正されました。ちなみに実質GDPが6%の大台を上回るのは、1984年以来37年ぶりのことです。

失業率は2021年が4.5%と、前回の5.0%から下方修正されました。また、2022年は3.9%、2023年3.5%と予想していることが明かになりました。

PCE(個人消費支出)インフレ率は、2021年が2.4%と、目標の2.0%を上回るとしました。これは、コロナ禍でインフレ率が失速した2020年からの反動によるもので、2022年は2.0%、2023年は2.1%が予想されています。

【ドットプロット】
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ドットプロットを眺めると、2021年の0~0.25%の間にドットが横一列に18個並んでいることがわかります。これは、FOMCメンバー18名全員が年内の利上げはないと見ていることを意味します。

しかし、2023年は0~0.25%の間のドットが11個と、残りの7個は上に位置していることがわかります。つまり、FOMCメンバー18名中7名が2023年末まで一回以上の利上げがあると予想していることを意味します。

こうしたことから、利上げ圧力が強まることが懸念されるわけですが、パウエル議長は「少なくとも、2023年末までゼロ金利政策を維持する」としていますから、好景気の中で緩和が継続することで、株式市場は一層バブルを加熱させる可能性が高まっています。

ただし、長期金利上昇について特に抑制策を挙げませんでしたから、一時的に長期金利が急騰する可能性があります。実際、18日に米10年債利回りは1.75%と急騰しています。

長期金利とPEPなど株式のバリュエーションはシーソーのような関係にありますから、長期金利が急騰する局面では、とりわけ高PER株を多く含むナスダック総合指数が売られやすいです。

その一方で、金利上昇の追い風を受ける金融株は底堅い展開が期待されますから、セクターで明暗が別れそうです。

グッドラック。

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FOMC後の長期金利急騰で明暗分かれる

Source: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

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